計算機演習発表の仕方
-
発表会は、発表 20分、質疑応答10分。
-
全般的注意:
- 発表会の1週間前には、発表の構想を考え始める。
- どんな問題(モデル)について、何を計算して、
結果がどうだったかを、はじめて聞く人に分かるようにはなす。
- 計算結果が正しいことをどのように確認したかを説明する。
-
スライドの準備の為の注意:
- 最初に、発表の全体構想をよく練る。
- 20分の発表では、スライドの枚数は10枚程度にする。
- 20分で話せることは限られているので、全ての結果を発表しようとせずに、
何が重要かを考えて、それを中心に発表を組み立てる。
- 一枚目のスライドには、発表論文のタイトル、発表者名を書く。
- 発表の最初の2分で、自分は何について何をして何を得たかをまとめて、
聴衆に発表全体を概観できるようにする。
単に、話の目次を書くのではなく、主題の物理的内容を簡潔に話す。
- 発表の構成は、最初の概観の後に、問題設定、モデルの説明、
計算した量やその計算方法、結果の正当性の確認法、結果、結論(まとめ)と進める。
- 問題設定:何について数値計算するか
- モデル:モデルの具体的説明
- 計算した量やその計算方法:
どういう量をどのように計算したか、具体的パラメタの値も含めて説明
- 結果:得られた結果の特徴を欲表すデータを2〜3枚のグラフにまとめる。
- 結論(まとめ)では、結局何をして何を得たか、
結果の考察などを、スライド一枚にまとめる。
- その他の注意
- グラフは得られた結果をすべて見せるのではなく、
結果の特徴をよく表すいくつかのデータを、一つのグラフににまとめたもの作
成する。
- グラフには、縦軸・横軸、用いたパラメタなどを明示する。